研究開発支援(現在は数値計算処理のみ) の お申し込みについて

 この申し込み欄は研究機関で研究業務に携わっている方を対象としています。理論的結果や実験結果が得られたものの, 正しいかどうか明確にできない。数値計算での裏付けを取りたい。という方々の研究支援を行います。当研究所の特長として FORTRAN.Cのプログラミングに卓越した研究員が控えており,有限差分法を用いた数値計算で,ほぼ何でも解析可能な体制 を整えています。大きなプロジェクトでは,CAEとしてANSYSの様な有限要素法を用いた数値計算を行い,結論を導くことが常識 となっています。しかし有限要素法のCAEなどに頼ると,ブラックボックスに入れた計算となるため,真値を表しているかどうか プログラマーに判断が付かなくなるときが有ります。これに対し,有限差分法は総て理解した状態で解くことが出来ます。 小さな問題で複雑系を扱わなければ成らなくなるとき,状態を微分方程式で表し,境界条件と初期条件を与えて手軽に解いて 行くことができ,小回りの利くプログラミングが可能です。この様に理解した方程式を用いてわずかな努力で解けると言うのが 特長となります。
 しかし有限差分法では,剛体の歪変形で境界条件の設定が旨く行かず,解けない状況が発生します。そのためこの方法は 数十年前に世の中から忘れ去られてしまい,何でもできる有限要素法だけが数値計算の主役になって来ました。
 有限差分法でも,剛体の歪変形を除き,微分方程式で表される自然現象のほぼ全てが解析可能です。自然現象を 微分方程式で表すことは物理学の常套手段ですので,歪変形の境界条件設定さえ解決できれば,有限差分法の天下が訪れ, 有限要素法は必要が無くなります。当研究所設立の原動力がここに在ると言っても過言では有りません。当研究所の出版物の 目玉となる有限差分法の専門書を近々出版する予定です。流体や土砂崩れマントル移動と言ったシミュレーションの数値計算 では完全に有限差分法の方が有利です。熱伝導や電磁現象も簡単に解けます。音響システムもOKです。全て,ブラックボックス に入れずに,微分方程式のまま解き明かしますので,プログラムの修正が簡単にできます。研究依頼される方には有限差分法の 共同開発をお誘いしております。これにつきましては結果を見て依頼者様との協議の上判断いたします。 なを研究依頼に対するご請求は開発プログラムのお買い上げと言う形を取らせて頂きます。

 @当研究所の数値計算システムは ,Super MICRO 製のマザーボードにXeon ES-2640を二基(2ノード)搭載し,2.6 GHzの CPU 16×2 コアと,192GBの演算メモリーを備え,intel-Fortran をインストールした演算サーバーです。コンパイラーでベク トル化計算を最適化し,32CPUをフル稼働した演算により,高速計算を実現しています。当計算機システムは,近年に至る まで,超大型計算機の1ブロック(PC 1台)とほぼ互角の性能を発揮しています。

 A大規模計算につきましては,本研究所で開発したプログラムを東大(本郷)の計算機センターが貸し出す超大型並列 計算機を利用して,依頼者の要求に応じて計算致します。計算機使用量と人件費をご請求致します。ご購入頂いたプログラムを 依頼者の手で直接実行して頂きますが,プログラムの実行に当たり当研究所とのコンタクトが必要となる場合は, その都度ご請求が発生することがございます。



申し込み(現在は理工系の分野だけです)

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 上記添付資料を別途 business@hatoyama-ist.work 宛てにお送り下さい。