企業理念

株式会社鳩山科学技術研究所は、衰えのない定年退職後の研究者の知恵袋を世の中に役立てます。
こうした研究老人の知恵袋を最大限に生かし利益につなげます。

定年退職後の研究者

多くの大学の定年退職は60歳から65歳に設定されています。しかし研究者の頭脳は歳と共に進化し続けて います。60歳よりも65歳の方がより多くの知識を得てより脳の活動が冴えわたって来ます。こうした方を研究老人と 呼ぶことにします。いつ頃衰えが始まるかについては個人差が有りますが,研究活動を止めない限り,その才能は進化し続ける 様に思います。現世の65歳の日本人は体力的には80歳までは元気な方が多いと思います。悩の衰えはその後です。 研究活動を止めた時点で悩は衰え始めるでしょう。しかし研究老人として活動を続ける限りは,定年退職後の少なくとも20年間の 研究活動は若い時よりも豊かで有意味な成果が上がるものと期待されます。年金生活に縛り付けて研究老人の活動を止めてしまう と言うことは現代社会において非常な損失と言えます。


D〇合資格

大学教授と言えども研究活動を止めてしまう方がいます。役職を得てそこでの仕事に追われると その様な状況に陥りやすいと思われます。そうなると大学院博士課程に於ける学位授与資格(D〇合)を失ってしまいます。 大きな成果を上げずに若くして大学の役職者になるのは最悪です。逆に研究老人にはただ黙々と研究を続けている方が 多いと言えましょう。80歳になっても論文を書き続けているスーパー研究老人は著名な方ですが長期に渡る役職は引き受けて いません。従って,研究老人の評価に役職の履歴は必要無く,当研究所の研究員の紹介は実績のみを公表することにしました。 何でも出来てしまう華々しい方は数多くおられるのですが,当研究所はD〇合資格の経歴と研究実績のみを重んじます。


企業の目的

とにかく老人たる者,元気であれば働くことが肝心と思います。浪費生活で余生を楽しむのか, 起業して更なる発展を遂げるのかで,どちらが望ましいのかと言うことです。研究老人は今までやってきたことを続ける ことが人の世で一番役に立つと言う事で,当研究所は研究老人が研究成果を上げ続ける為の場を提供します。

URA制度

 文部科学省ではリサーチ・アドミニストレーター(URA)を育成・確保するシステムの整備を 進めていますが,まだ世の中に定着していません。少なくとも理工系大学の教授陣の半数はD〇合資格を有するものと 思われ,新たな雇用制度が必要と思います。研究活動にブランクが有ればその分だけ脳が衰えてしまうので, D〇合資格を有する全員がブランクを設けずに研究活動を続ける必要が有る分けです。研究老人自身が 当研究所の様に一人株式会社を立ち上げて,研究成果を上げ続ければ問題は解決します。似たもの同士が集まれば 効率よく企業として成り立つのではないのかと考える次第です。